相性のいいシートを探そう

本当にいい中古トラックのシートとは、座った瞬間からなんともいえないくつろぎ感と、いいマッサージ師にツボを押えられているような快感を与えてくれるものです。

以上のようなポイントを踏まえたうえでシート選びをすれば、短時間でも十分に良し悪しを見分けることができます。

いずれにしても、シートの良し悪しは見た目では判断できないということだけは覚えておいてください。

見るからに平板なシートが意外や意外、実際に座ってみるとすごくいいということもあれば、見かけは立派なシートでもとんでもなく出来の悪い代物ということもままあります。

シートの表皮の素材は、通気性、吸湿性、滑りにくさといった点を考えあわせると、布製がベストです。

革もいい素材ですが、十分な耐久性や革独特の匂いを抜くためのさまざまな加工の結果、なかにはとても滑りやすくなってしまっているシートもあります。

もっともこれはスポーツカーならともかく、ゆったりと走る普通の4ドアセダン車なら、それほど気にすることはないかもしれません。

試乗はたいせつ

試乗するとき、少しスピードを上げた状態で、ハンドルをちょっと急に切ってみて、そのときに腰がシートにしっかり支えられてずれ動いたりしなければ、まずは合格というところです。

ただし、ミドル・ドライバーには、ホールド性を高めるため、サイド部分を大きく盛り上げ、体を包み込むようにしたシート(バケットシートといいます)はおすすめできません。

できのいいバケットシートは、たしかに体をあずけるだけでキッチリと体を支えてくれるため、体力的にとても楽です。

しかし、国産車のバケットシートの多くは、ただ単に体をがんじがらめに縛りつける窮屈なものが多いのが現状です。

これでは後ろを振り返るのも一苦労ですし、乗降性も悪化します。

また、中古車トラックのシートに座った瞬間に「座り心地があまりよくないな」とか「なんとなくしっくりこないな」と思ったら、その印象はあとあとまで続くと考えるべきでしょう。

こうした直感は大事にしなければなりません。

試乗でシートチェック

まずは、腿からお尻にかけての面圧分布が均一なものを選ぶことです。

どういうことかというと、お尻だけ圧迫感が強くて腿の部分はスカスカだったり、またその逆であったりするシートに長く座っていると、面圧の高い部分が鬱血状態になり、痛みや疲れを引き起こします。

また、お尻をドーンとシートに叩きつけてみて、底突きが感じられるシートは、ショックの吸収性が悪いと考えられるので避けたほうがいいでしょう。

第二の条件は、体が滑らないように適切に包んでくれる(これをホールド性といいます)ことです。

ホールド性が悪いと、トラック中古車の安全運転の基本である姿勢が崩れやすくなってしまいます。

そのチェック方法ですが、シートに体を密着させた状態で腰を左右に動かしてみて、滑りやすいシートは避けねばなりません。

とくに、もっとも安定していなければならない腰の部分が滑ってしまうようでは、曲がるたびに運転姿勢が崩れ、それを防ぐために知らず知らずのうちに体に力が入り、結果として疲れを招くことになります。

いいシートを選ぼう

クルマに乗っている問、ドライバーはつねにシートに座っているわけですから、当然、疲れはシートによって大きく左右されます。

そういう意味で、シートはエンジンやサスペンションと同じぐらい、中古トラック選びの重要なポイントです。

では、どんなシートが優れているかといえぼ、第一の条件はなんといっても疲れにくいことですが、短時間の試乗でそれを判断するのは至難の業といえます。

シートの良し悪しというものは、座ってから1時間ぐらいでジワジワと現われ始め、2時間程度座ってみて初めて「腰やお尻の痛みや疲れ」としてはっきりと判断できるもので、10分や15分程度のドライブで腰が痛くなるようなシートは、あまりありません。

だからといって、まさか1時間以上も展示車に座っているわけにはいきませんので、短時間で疲れやすいシートか疲れにくいシートかを判断するコツをお教えしましょう。

女性だって

一九世紀後半、普仏戦争(一八七〇年)をきっかけに、念願の統一をはたしたドイツ帝国(一八七一年)は新興の意気に燃え、その科学と技術は急速な発展をとげた。

そして、その成果の一つが、ベンツとダイムラーのガソリン自動車だった。

一九世紀の半ばすぎ、当時のヨーロッパではこんなことが言われていた。

「(新規技術は)ドイツが発明し、フランスがそれを開発し、イギリスがそれでもうける……」。

自動車にもその言葉が一部あてはまる。

"一部"というのは、まず自動車(の量産)で大もうけしたのはアメリカが最初だからである。

それはまさに、今の中古車トラックなどの輸送にかかわる自動車の登場するきっかけとなり、物流がさらに速くなる原動力となるのである。

そしてその言葉を裏書きするような二つのエピソードがある。

それはともに女性が主役となっており、その意味でも興味深い。

自動車はあくまでも男性の世界であるといってよい。

後進国で

それはさらに改良され、それまでのホット・チューブ式点火(気筒内に挿入したチューブを外部から熱して行う点火方式)の代りに電気システムによる点火(マグネトー点火、史上初)を採用した。

この間、ダイムラーはシュツットガルトに本拠をかまえ、ベンツは直線距離でわずか一〇〇キロしか離れていないマンハイムにあって自動車の開発を進めていたのだが、お互いの存在には全く気づいていなかった。

そして二人は時をほぼ同じくして自動車の完成に成功するのだが、その鍵は言うまでもなく、小型軽量のガソリン・エンジンにあった。

それはまさに、今のトラック中古車などの輸送にかかわる自動車の登場するきっかけとなり、物流がさらに速くなる原動力となるのである。

工業の発達していたイギリスでなく、なぜドイツで自動車が生れたのか、これまで見てきたとおりだが、後発国のほうにコンセプトを異にした新規技術が開花する例は、歴史の中で珍らしいものではない。

二〇世紀後半の日本の例は最も身近なものといってよい。

信号で止まったら遠くを見る癖をつける

もう1つ、視力の衰えをカバーするためには、つねにクリアな視界を確保することが重要です。

たとえボディは汚れていても、フロントガラスだけは常時きれいにしておくべきで、油膜落とし用のスプレーは、ぜひ中古トラックのグローブボックスのなかに入れておいてほしいものです。

そして何よりも、疲れによる視力の低下を抑えるために、定期的に目を休めてやることが大切です。

信号で止まったらできるだけ遠くを見る癖をつける、長距離走行をするときには2、3時間に1回は休憩をとるといった具合に、目の疲れや視力の衰えをコントロールすることをつねに心がけなければなりません。

私の友人のテストドライバーの話ですが、彼は1日に何回かは必ず空を見つめるようにして、視力の衰えを防いでいるそうです。

長時間ドライブを続けるときは、どうしても前方を凝視することになるので、目が乾きがち(いわゆるドライアイ)になります。

そんなときのために「涙がわり」の目薬を携帯して、ときどきさすのもおすすめです。

私の経験では、もっとも刺激が少なく、何度さしても大丈夫な目薬は、コンタクトレンズ装着時用のものです。

そうでなければ、意識的にまばたきを多くするという手もあります。

ヘッドライトをうまくつかおう

眼鏡だけでなく、中古車トラックのヘッドライトをいかにうまく使うかも、衰えた視力を補う大きなポイントです。

そこでおすすめなのが、ヘッドライトをレンズカットのいいものに交換することです。

どういうことかというと、国産ヘッドライトの多くはレンズカットが甘く、暗い部分と明るい部分が曖昧なのに対し、ヨーロッパ産のヘッドライトの多くは、明るい部分と暗い部分がきっちりと分かれます。

そして、同じワット数なら方向性の高いヨーロッパ産のようなヘッドライトのほうがずっと明るくて、前方が見やすいのです。

カー用品の専門店に行けば、ヨーロッパ産のヘッドライトは手に入ります。

ただし、最近はクルマのデザインが多様化し、変形のヘッドライトが増えており、交換可能な丸型タイプはごく少数派になってしまいました。

ヘッドライトのワット数を増やすという手もあるのですが、配線関係の容量の問題もありますし、下手にやりすぎると他のドライバーにまぶしい思いをさせてしまいます。

しかも、車検時には標準装備のものに戻す必要があるので、あまりおすすめできません。

ロサンゼルスのスモッグが原因?

「今回の調査目的は、自動車排ガスの規制対策と技術の而で、直接に責任を持ち長年の経験を有する人々を訪ね、これらの人々が将来に対していかなる抱負とビジョンを持つかを引き出し、よってわれわれの行くべき正しい方向を見出すことにあった」

「自動車による大気汚染防止法を世界で最初に制定したのは米国カリフォルニア州であり、1967年には米国連邦法が大気清浄法をを改正して、自動車による大気汚染を追加した。

従って、自動車による汚染問題について最も進んでいるのは米国である」

「自動車による大気汚染規制立法を産んだのはロサンゼルスのスモッグである。

このスモッグは工場煤煙その他を完全に近いまでに規制したのち生じたもので、この原因は空気中の炭化水素と窒素化合物とが強い太陽光線によって光合成され、過剰なオゾンなどの酸化物を作ることによって生ずることが、カリフォルニア工業大学のハーゲンシユミット博士によって解明された。

このため炭化水素の発生源としての自動車の排ガスが規制されるようになった。」

この規制は後にトラック中古車も対象になってきます。

排気ガス海外技術調査団

昭和44年ごろになって、大気汚染と自動車排ガスの問題が急速に表面化した。

同年9月から一酸化炭素(CO)規制が強化されたのに続いて、近く炭化水素(HC)およびその他の排ガスの規制が急速にとり上げられる情勢になってきた。

このため日本自動車工業会は、この年の11月から約1ヵ月間、欧米諸国に排気ガス海外技術調査団(団長、家本潔・日野自動車専務・当時)を派遣した。

日本自動車工業会は昭和41年に自動車安全公害調査団を米国に派遣しているが、自動車メーカーが業界として海外の排ガス対策の本格的な調査をしたのは44年が初めてである。

調査団は、トヨタ自動車工業、日産自動車をはじめ全自動車メーカーの技術専門家および学識経験者からなり、米、英、西独、フランス、スエーデンなど自動車工業の先進国を回り、主として排ガス対策を調べた。

同調査団は、44年12月19日に次のような報告をまとめている。

マスキー法などが登場する直前の、米国などの情勢や、それに対する日本の自動車メーカーの考え方、姿勢の一端が推測できて非常に興味深い。

現在の日本は中古車トラックも排ガス規制の対象だが、規制は何段階もあった。

マスキー法はこの規制の第1回目にあたる。